IT業界においては、技術やアイディア、ビジネスモデルの変化が大きく、今しっかりとした収入を得られているとしても、将来どうなるか分かりません。特にフリーランスは会社という後ろ盾がないため、そうした影響を受けやすいです。
そのため、フリーランスとしてずっと仕事をしていきたいのであれば、将来を見据えたキャリアプランをしっかりと立てる必要があるでしょう。

将来を見据えてキャリアプランを立てることによって、この先の収入アップにつなげることもできます。新しい技術やサービスについて知り、スキルを高めることによって、フリーランスとしての評価を高め高単価の案件を受けられるようになるからです。
また、新しい分野というのはまだまだ人材が少ないため、受注を得やすいというメリットもあります。ライバルに先んじることによって、より仕事がしやすくなるというわけです。

また、キャリアプランをきちんと立てることで、将来生じるいろいろな事態に対応できます。
たとえば、年齢を重ねることで体力的に落ちていき、できないことが増えたり、働ける時間が減ったりすることもあるでしょう。そこで、自宅であまり体力を使わず、効率よく稼げる仕事ができるようにしておくことで、年齢が高くなっても経済面での心配をせずに済みます。
また、フリーランスの場合は病気やケガで働けなくなると、その時点で収入が途絶えます。こうしたリスクも考えておき、他の人と共同で事業をしたり、不労所得を得られる手段も用意したりすることができます。こうすれば、完全に必要をまかなえないにしても、負担を大きく減らせるはずです。